失敗しない焚き火の仕方


古野 寛


焚き火の仕方にはいろんな流儀があり「焚き火奉行」に逆らったりすると大変である。ここに記す方法は我が会の藤本による方式である。やってみてなかなかイケルので掲載する。

ポイントは木の並べ方にある。一般には大きな木をしたにしてその上に小枝を熾き、順に大きな枝を積むというものであるが、この方法では小枝が燃えたときに燃えたオキが大きな木の隙間に落ちてしまってなかなかオキの固まりが出来ない。ここに述べる方式では下に燃え広がる部分と上に燃え広がる両方の勢いを活用出来る。

なお写真では2-3層を大きい木の上にセットしているが実験では1層でもかなりの効果がある。

大きい木を並べた上に中くらいの太さの木を交差しておき、さらに細い枝を交差させて置く。ここでは3層までセットしている。

その上に火付けとなる極細の枝を押しつけるようにして置く。

極細枝の下側から火をつけて上に中くらいの太さの枝を重ねる。重ね方は平行でも放射状でもかまわないがこの方式では高くなるので放射状の方が安定する。下層を1段にする場合や極細枝が濡れているときは熱をこもらせる意味で平行にした方が良い。

結果として大きな木にも火がついて良い焚き火となった。